車を借りるという形で、一定の費用やメンテナンスの手間などを省くことができるのが魅力のカーリース。
利用者は会社から個人、趣味や仕事など様々ですが、だれでも自由に申し込めるわけではありません。
では80歳以上の場合、利用はできるのでしょうか。
カーリースを利用する上では一定の条件がある
カーリースを利用するには、それぞれの会社が規定した一定の条件を満たす必要があります。
たとえば支払いに必要なだけの安定した収入があること、そして年齢の条件、また免許の有無なども挙げることができるでしょう。
80歳以上はカーリースを断られる可能性も高い
法律上は運転免許の所有に制限はなく、カーリース会社が確実に規定している年齢制限というものはありません。
年齢の範囲はそれぞれのリース会社の考えにゆだねられており、自由ではありますが、多くの会社では20歳から75歳程度の範囲というのが一般的です。
20歳未満に関しては、未成年であることや責任能力などがその理由として挙げられますが、高齢者の場合、事故のリスクがまず挙げられるでしょう。
こうした条件から、カーリースを80歳以上が利用することはやや難しいと言わざるを得ません。
なぜカーリースには年齢制限がある?
先にも少し触れましたが、まず20歳未満の場合、現在では18歳から成人ということになっていますが、この年齢は状況によっては高校生ということもあります。
そのため法律が変わっても、サービスを提供する側としてはリスクを考えて、現在も20歳未満はお断りしているというケースが多いようです。
会社によっては親権者の同意があれば可能なこともあります。
そして高齢者ですが、近年特に高齢ドライバーによる事故が話題のぼることも多く、責任の所在に関して裁判になることもあります。
その際、自身の会社の名前が上がることは避けたいというのも本音でしょう。
まとめ:自身の安全も考えて、他の所有方法も検討しましょう
このような社会情勢も踏まえて、現実的に80歳以上がカーリースを利用することは難しい状況にあります。
それでもどうしても必要という場合には、安全を第一とした上で、レンタカーやカーシェアの利用、あるいは購入などを検討するのが良いでしょう。